お金に振り回されない生き方、仕事の仕方を考える

最近、古民家再生のような活動が全国各地で活発になってきているような気がします。

古民家を支えてきた世代の人たちがどんどん居なくなっています。

その中で、その孫世代の人たちが古民家の良さを知り、何とか残して後世に伝えていきたいという気持ちが強くなってきているのかもしれません。

子供世代は親の生き方に反発してしまいがちです。

しかし、孫世代は親の生き方に賛同できなくても、親が反発してきた祖父母世代には賛同できるのかもしれません。

確かに、現在30~40代を中心に古き良き日本を見直す活動が増えてきているようです。

使い捨ての時代から、今あるものを活用していくという意識の変化からも来ているのかもしれません。

一昔前は好景気で、何でもお金を出せば手に入る時代でした。

しかし、実際はいくらお金を出しても、手に入れることができないものがあることを知りました。

お金はもともと人間が作ったもので、それによって人生に全てが動いてしまうというのはおかしなものです。

もっと自然に根付いた根本的な暮らしや人生の知恵があるはずです。

それに気づくことが、心豊かな暮らしをしていけるのかもしれません。

物質的に全てのものが満たされた状態というのは、本当の幸せを見つけにくいのかもしれません。

何もなくても、心が満たされているということが大切なような気がします。

生活に必要な物は自分で何でも作ることができるという自信があれば、世の中がどうなろうと振り回されずに、自分のやり方で生きていけると思います。

お金ありきで物事を考えがちですが、それが出発点だとほとんどの場合が失敗してしまいます。

お金のことを考えずに暮らしていくのは難しいことですが、お金が無くても何とかなるという自信があれば、そこまでお金に執着しなくてもよいのだと思います。

仕事を考える時、どうしてもそこにはお金が付いて回ります。

しかし、そればかりを考えてしまうと、かえってから周りをしてしまいます。

何も考えずにただ、良いものを作る、世の中のためになることをやるということを優先していけば、仕事は上手く回っていくのかもしれません。


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