リサイクルトナーのメリット・デメリット

リサイクルトナー回収した使用済みトナーを分解・洗浄・修理を行って、純正品と同量の新しいトナーを充填することによって、再利用を可能にしたトナーです。
このリサイクルトナーのメリットとデメリットについて説明したいと思います。
メリット

1・価格が安い
リサイクルトナーを使用する上で最大のメリットとなるのは価格の安さです。その価格差は圧倒的で、商品によっては純正品の10分の1の価格で販売されているものもあります。
これは純正品は本体を安価で販売する代わりに、トナーのような消耗品に利益をのせて販売しているからです。それに対してリサイクルトナーは純正品の部品を再利用し、汎用品のトナーを使用しているので、安価に提供することが出来るのです。
2・保障が充実している
純正品のトナーカートリッジや本体に関しては通常のメーカー保証のみとなりますが、リサイクルトナーはリサイクル品ということもあり、純正品よりも手厚い保証を行っている会社が多く、カートリッジに対する保証は当然として、リサイクルトナーが原因で本体に損害が発生した場合に本体の保障を行っている会社も存在します。

デメリット

1・不良品の発生率が高い

リサイクルトナーは1度使用したカートリッジを再利用することから、初期不良が1.5~3%の確率で発生するとされています。その為、不具合に対して予備のトナーを用意しておいた方が良いでしょう。

2・色味が純正品と異なる
モノクロに関しては、純正品と比べても同質と呼べますが、カラーに関してはトナーの成分が純正品と異なることによって色合いが異なってくる場合があります。社内での資料作成や文書作成では問題なく使用して出来ますが、色の再現性が重要となるデザインや広告といった場面では純正品の方が安心です。

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