歯科医院の看板のこと

歯科医院の看板は、他の医療機関の看板と違って、ユニークなもの、おしゃれなもの、可愛らしい絵のついたもの、いろいろなものが見受けられます。
歯科医院は、大人にまでも「歯医者さん」と「さん」付で呼ばれることがあるように、他の医療機関と違って、身近に感じている人が多いのではないでしょうか。

しかしそれ以上に、「なるべくなら行きたくないところ」と、敬遠している人も多いかもしれません。
行けば、痛い治療をされるかもしれない所。そして、行かずに症状を放置しても、すぐにどうなるということもなく、深刻度が低いため、行かない人は、とことん行かないような場所。
そんな人たちも呼び込むため、看板にもひと工夫を凝らしてるものが多いのではないでしょうか。

特に、歯科医院は、子供もよく通う場所。子供の恐怖心が少しでも和らぐように、との狙いもあるでしょう。

以前私の幼い息子が、外で怪我をして、しばらく病院へ通うことになったのですが、その病院へ行く道中に、歯科医院がありました。

その歯科医院の看板の絵が、大きな歯ブラシに、これでもかというほど大量の歯磨き粉をのせた絵で、その前を通るたびに、息子と、「歯磨き粉出しすぎだよねえ!」と笑いあったものでした。

息子は病院通いを嫌がっていたのですが、私が「あの歯医者さんの歯磨き粉出しすぎの絵を見ようよ!」と誘うと、面白がって、いつも素直に靴を履いてくれたのでした。

息子はまだ虫歯がなく、歯科医院未経験なのですが、もしも息子に歯科医院へ通わなければならなくなった日が来たとしても、あの看板を掲げている歯科医院なら、きっと嫌がらずに通ってくれるのではないかと、期待しています。

ladygrey's blog

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