台風による雨漏りでDIYのフローリング
4年前から親戚に借りている我が家は推定約築80年です。昔の造りで柱も斜めに歪んでいるように見えます。
そんな我が家に昨年起こった悲劇が大型台風直撃という泣きたくなるような事実。
あまりに揺れるもので、ボロイ我が家は崩壊するんじゃないかと非難するほどでした。
翌朝、台風が落ち着いて戻ってみると部屋は水浸しでした。どうやら瓦の屋根が飛んでしまって激しい雨漏りがあったようです。
知り合いの大工さんに連絡して、応急処置でブルーシートを張ってもらって、何とか雨はしのげましたが、畳はびしょびしょで使い物にならずひどい有様でした。
市内でも台風被害が多く、市役所側がゴミを収集してくれていたので、畳と割れた瓦を搬出しました。遠方から主人の兄弟も駆けつけてくれたので片づけ自体はスムーズに進みました。しかし、畳がないので新しく張り替えるのもかなりお金がかかります。近い将来引っ越しを考えていたので、あまりお金はかけたくなかったのです。
家主の親戚も「どうせ取り壊す予定だから、好きに使ってくれていい」と言ってくれていたので、思い切ってDIYでフローリング調にすることを決意しました。
インターネットで調べてから、ホームセンターで塗料と桟木とコンパネを、インターネットでフローリングマットを購入しました。
桟木を35cm間隔で並べて敷居と高さが合うように調整しました。ねじで固定して、さらにコンパネを上からネジで固定してという作業をしていましたが、何せ古い家ですから…。柱が斜めに歪んで見える家ですから…。
初めて部屋が長方形でも正方形でもないことに気づきました。
本来ならきっちり測った長さで会うはずなのに…。せっかくホームセンターでサイズに合うようにコンパネも桟木もカットしてもらったにも拘らず、微妙にずれていた時の絶望感は言葉では言い表せないほどです。
なんとか自分たちで無理やりコンパネを押し込んで形になりました。次にフローリングマットを敷いていきます。
フローリングマット用の糊を使って貼り付けたら間違いないのでしょうが、素人には難しそう…。
そこで、100均で購入したタッカーを使用しました。タッカーとは大きなホッチキスのようなものです。
マットを少しはみ出るように広げて端から等間隔でタッカーで止めていくだけと意外と簡単です。少し張りの後は見えますが、遠目でみると気にならないので私の中では許容範囲内でした。後ははみ出た部分をカッターナイフと定規を使ってきれいにカットすれば出来上がりです。
畳の部屋よりフローリングの方が使い勝手が良かったので、今回はフローリングにしました。
コンパネも1枚800円程度、桟木が5本セットで400円くらいを3束くらい使ったので畳を新しく敷直すより安くついたのではないかと思っています。
8畳の部屋だけを試しにしてみましたが、万が一、皆様も同じような事態に陥ってしまったら試してみてはいかがでしょう?
0コメント