まだまだ子どもだと思っていた息子の成長。
先日、子どもの学校で「児童会選挙」がありました。
次年度から高学年になるわが子は、クラス内で立候補者がいなかったため、副会長に立候補したそうです。
母には「誰もいないからさ。学級会おわらないでしょ。」と言っておりましたが、実はやる気があったのでしょうか…息子なので、母からあれこれと聞くととても面倒な顔をします。選挙演説の原稿を作るのにも、ポスター制作にもかかわりませんでした。これじゃあ落選するだろうな。と、内心思っていましたが。
世の中はなんでも思い通りにはいかないと気付くには、児童会選挙という大きな舞台では晒しものになりすぎではないか。とも思いますが、人生経験の一つとして必要なことだと、意見を求められるまでは本人のやりたいよいうにやらせておこうと夫と話していました。
なんの意見も求められることもなく、選挙当日を迎え、先祖代々の仏壇に手を合わせて、お願をしてから学校へ行った息子。
結果は予想通り落選でした。
泣きながら帰ってきたその姿は、予想はしていても胸がつまる思いでした。
ひとしきり息子が悪態をついたあとに「問題点はなんだったと思う?」と聞いたら「発表の時声が小さかった。」「先生がいらないって言っていたポスターを他の人は持ってきていた。」など、自分なりに分析をしていたことにびっくりしながらも、成長を感じました。
恥ずかしいかもしれないけど、どんな演説内容だったのか、お父さんかお母さんに見せても良かったと思うし、演説の練習を家でしたって良かったんだよ。ポスター作りにも協力できたかもしれないし、学校のことだけど、家族にも協力出来る事はあるんだよ。
そう伝えると、「後期も立候補したい。」と言い出しました。
もう本当に親の手を離れる時期まで、母が思っているよりずっとずっと早いのもかもしれません。
これからまだまだ嫌なことや、うまくいかないことがたくさんあると思うけれど、挫けないで前向きに頑張って欲しいと思いました。
ガンバレ!息子!
家族は味方だよ!
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